修学院離宮は、後水尾上皇の指示で1653年から1655年に造営された離宮(別荘)です。山荘を修学院の地に決めてから、模型を作って一木一草まで後水尾上皇の創意によって造営されています。
傾斜地を巧みに利用して、比叡山から京都盆地まで周りの自然を借景とし、渓流を堰き止めてつくった巨大な人工池・田畑を取り入れた壮大なスケールの庭園です。
面積は54万平方メートルに及び、上御茶屋(かみのおちゃや)、中御茶屋(なかのおちゃや)、下御茶屋(しものおちゃや)と呼び習わす3か所の庭園には、瀟洒な茶屋を配置し畦道などで結ばれています。
宮内庁の参観コースは、下御茶屋・中御茶屋・上御茶屋の順番となっており、所要時間は1時間30分です。
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